唐変木のためのガイダンス

バツイチ・卵巣がん闘病中・統合失調症・ADHD診断済・交際相手有の50代前半女性の日記。

お祓いを受けた方がいいんじゃないですか?(by Cさん)

お祓いを受けた方がいいんじゃないですか?(by Cさん)
 冒頭のタイトルは7月中旬の某日に病院と調剤薬局をはしごした際に、行く先々でトラブルに巻き込まれて疲弊しきって乗車した帰りの西武池袋線の車内でバッタリ会った、文学同人でお世話になっている団体職員兼ノンフィクションライターのCさん(50代前半。紙媒体での著作もある。)に言われた一言。
 余談だがCさんは私の両親の覚えがめでたい。
 私が今年1月初めに重度の帯状疱疹で入院後精神のバランスを著しく崩して、夜に所沢駅付近を徘徊しているところを飲みに来ていたCさんに偶然見つけていただいて両親と同居するマンションまで送り届けてくださったからだ。
 Cさんはミュージシャン兼ラジオパーソナリティ兼タレント兼鉄道趣味人兼文筆家の土屋礼央さん似。
 両親は当初、私が離婚後に交際をはじめた男性は徳さんではなくCさんだと思っていた。

今年は近しい人がよく亡くなる 
 今年は私の人生でトップレベルだと思うくらい、近しい人がよく亡くなる。
 私が歳を取ったというのも事実だが。

 5月:元夫の紹介で友人になった同い年の女性
 6月:友人のパートナーさん(以前のブログでは内縁のご主人と書いていたが、友人からパートナーと呼んでほしいとお願いされたので。)
 8月:元義父

 元義父には失礼だが、友人と友人のパートナーさんは日本人の平均寿命的には亡くなられる年齢ではないので余計にショックが大きい。
 がんは怖いね・・・・

 元義父の通夜と告別式では非常識で依存心と自己愛が強い元義母と元義母に注意できない元夫と元義弟に振り回されて疲弊しきったが、それ以上に辛いことがあった。
 元夫は元義母の連れ子で戸籍上以外は元義父と血のつながりがなかった。
 そのことで子どもの頃からしんどい思いをしてきたと元夫から何度も聞いた。
 元夫が精神疾患を抱えたり、アスペルガー症候群ADHDの確定診断が出ているとはいえ社会生活に支障が出るくらい他人への共感性が低く一般常識にズレがありキレやすいのは、成育歴の影響もあると元夫を診てくださった精神科医から過去に説明を受けた。
 元義父の名誉のためにつけ加えると元義父は多少距離を置いている面はあったが、元夫に愛情を注いでいたことは事実。
 今回の通夜や告別式の際に、元夫は戸籍上は長男だが元義母の連れ子で元義父とは血のつながりがないということで人間の嫌な面を見た。
 12年前にエキセントリックな性格でなおかつ男性にだらしない母方の祖母が亡くなった時にも人間の嫌な面を見たが、今回はそれ以上だった。
 憎んでもう顔も見たくない同じ空気も吸いたくない声も聞きたくない身体に触られるのも嫌だと思って、一緒に暮らしていたマンションを飛び出して離婚に至った元夫だったが、この件は心から気の毒に思った。

 突発性難聴が再発した。耳鼻咽喉科の主治医からストレスや心労が原因だと言われた。

 そのことを母に相談したところ、もう他人なんだから割り切りなさいと言われた。
 結婚していた時に私と両親は元夫と元義母に散々迷惑をかけられたし、常識的に考えてもう二度と会うことはないだろうから、母が言ってくれたことは正論だろう。

精神科の主治医が末期がんで閉院
 28日(金)に精神科を定期受診。ここ2ヵ月以上精神のバランスを崩していて8月14日には自傷行為で、この新型コロナウイルス禍の中で申し訳ないが救急外来にお世話になった。
 そのようなの病状の上、元義父の弔事が重なってより精神状態が悪化したことで診察はいつもより長くなった。
 私の近況報告→主治医の助言→処方薬の調整の流れを経て、主治医からお伝えしなければいけないことがあると言われた。
 胆管がんが昨年秋に再発して、もう手の施しようがないところまで来ている。抗がん剤治療は受けているが持ってあと半年。昨年冬から一部の患者さんは他院に転院してもらっているが、今いる患者さんに迷惑をかけないうちに今年の秋に閉院する。
 今診ている患者さんを全て他院に紹介し終えたら、閉院が早まるかもしれないともおっしゃられた。
 精神科の主治医はお身体が丈夫ではなくお世話になった約10年の間に1ヵ月以上の休診(代診がある時もあった。)は何度もあったが、昨年秋からは診察日が月の半分以下になった。
 今年2月に約2ヵ月。6月には1ヵ月を超える休診があった。
 7月31日に久しぶりに受診した際に、主治医はガリガリにやせてスキンヘッドになっていてかすれた声を絞り出すような話し方になっていた。
 主治医からがんサバイバーだとうかがっていたので、大変失礼だが主治医もクリニックも先が長くないと覚悟していた。
 しかし、主治医の口から余命宣告を受けての閉院の事実を聞かされたのは辛かった。
 帰りの電車の中でも帰宅してからも断続的に泣いた。
 
 どのエリアまでなら通院可能ですか?と聞かれて、JRならば新宿-立川間、西武線沿線ならば自宅から片道1時間以内の場所と説明。プライバシー確保のために、自宅最寄り駅圏内と今年1月までの勤務先がある池袋周辺にあるクリニックは避けたいとつけ加えた。
 東京都K市に私に合いそうな優秀な精神科医が居るので、9月下旬の次の予約日までに新患を受け入れる余裕があるかを確認して結果を報告しますと説明を受けた。

 転院先がスムーズに決まるといいが。

 今年はしんどいことが多すぎる。
 新型コロナウイルス禍でほとんどの方がそうだと思うが。
 本当にお祓いを受けた方がいいかもしれない。