唐変木のためのガイダンス

バツイチ・卵巣がん闘病中・統合失調症・ADHD診断済・交際相手有の50代前半女性の日記。

徳さん宅での3泊4日(後編)

6月14日(日)徳さん宅での3日目
 
9時頃起床。

 お昼ごろに徳さんのご両親がいらっしゃることになっている。

 昨夜お酒を飲み過ぎたため入浴しなかった徳さんは、朝風呂に。
 その間に私はりんごとキウイをむいて軽い朝食の準備。

 徳さんはお風呂から出てからまだ昨日のお酒が抜けないと言いつつ、レモン味の強い無糖炭酸水を飲みながら果物をつまむ。私は温かいほうじ茶を飲みながら。

 11時45分頃に徳さんのご両親がいらっしゃった。

 徳さんのご家族行きつけのお寿司屋さんからのれん分けしたお寿司屋さんから、出前を取ってくださった。

 こんなに美味しいお寿司は何年かぶりというくらいに美味しかった。

 昨夜の飲み会のおつまみの残りのなすの煮びたしと焼き厚揚げの麻婆あんかけを出したら、美味しいと食べていただけて一安心。

 

 自慢していると思われるのではと不安になりつつ書くが、私は徳さんのお母様に異様に気に入られている。

 やはり、徳さんとの再婚や事実婚を勧められた。しかし、私は前の結婚で懲りているので再婚や事実婚の意思はまだない。
 交際して4ヵ月で言うことではないが。

 お母様曰く、
「つき合う前から5年も仲良かったんだから、ある程度お互いのことを知ってるから大丈夫よ。」

 あまりにもお母様が暴走するので、お父様が制止してくださった。


 徳さんの家に泊まる時の約束の最低一日一回の連絡がてらに、実家の母に徳さんのご両親がいらしていると電話を入れる。

 ご両親が電話の向こうの両親にあいさつをしてくださった。

 15時前に小金井市のお宅(徳さんの実家)に帰られるご両親を、徳さんと一緒に徒歩で最寄り駅まで送って行った。

 また家にも遊びに来てね。あいちゃんだけでもいいからとお母様に言われて駅の改札口で大げさにハグされた。

 

 帰宅後、徳さんが専門誌の連載原稿をまだ書いていないので一人にして申し訳ないけどゆっくり休んでて。また起こしに来るからと言ってくれた。
 専門誌の連載のしめきりのサイクルがおかしい気がするので、たぶん徳さんは私が疲れているかもしれないと気づかってくれたのだろう。

  私はしばし夢の中へ。

 

 笑点がはじまる頃に徳さんが起こしに来てくれた。
 私の生活サイクルが入浴後に夕食なので、徳さんに無理を言って夕ご飯の下ごしらえを済ませた後に入浴。
 夕ご飯は土曜日にバンバンジーを作った際の鶏のゆで汁を使った野菜スープ、ひき肉と野菜を炒めて粉末コンソメと塩こしょうで味付けしたものを卵で巻いたオムレツとみょうがをのせた冷奴。
 ほぼ徳さんのリクエスト。

 

 徳さんは食休めををしてから入浴。
 その後は二人でDVDを観たり音楽を聴いたり、徳さんが弾くギターに合わせて歌ったりとのんびり。

 昨日来てくださったNさんが絶賛していた映画『その手に触れるまで』を新宿武蔵野館にいつ観に行こうかという話に。

 直近だと25日(木)の最終上映回かなと。
  しかし、私が今、突発性難聴で通院治療中なので上映終了日までに耳の状態が戻らなかったら、無理をせずにDVDを買ってもいいしな。でも、少し遅れて池袋の新文芸坐で上映してくれそうな気がするとも話していた。

 フジテレビで日曜深夜に放送されている音楽番組に徳さんと私が大好きなバンド、サニーデイ・サービスがライブゲストとして出演するので二人で観る。

 新曲の「春の風」を演奏。
 私はこの曲が大好き。でも、この曲を聴くとどうしようもなく切なくなって泣いてしまう。


Sunny Day Service - 春の風【Official Video】

 この日もそう。

 徳さんも私のこのような精神状態を知っているので、フォローをしてくれた。

 1時30分過ぎに就寝。

6月15日(月)徳さん宅での4日目(最終日)

 6時半頃起床。

 トーストとゆでた小松菜と目玉焼きとウインナーとヨーグルトで朝食。
 飲み物は徳さんはブラックコーヒー。私は何も入れないアールグレイティー

 徳さんは今日は2限目からの授業なので、8時過ぎに家を出た。
 私はラッシュを避けて、洗濯・乾燥機を終えてから10時過ぎに徳さんの家の鍵を閉めて帰宅の途に。
 こんなに徳さんと長い時間を過ごしたのははじめてだった。
 この先どうなるかわからないが、今のところは周囲の方達に恵まれて徳さんと楽しく過ごせそうな気がする。

 最近、経済的な事情もあり音楽を聴くのはサブスク頼りになっているが、私がサニーデイ・サービスの新しいアルバムのリード曲「春の風」をとても気に入っているので、「春の風」が収録されている新しいアルバム『いいね!』のDVD付き初回限定盤を徳さんが誕生日のプレゼントとして買ってくれることに。


 徳さん、ありがとう。
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