唐変木のためのガイダンス

バツイチ・卵巣がん闘病中・統合失調症・ADHD診断済・交際相手有の50代前半女性の日記。

徳さんが家に来た

 昨夜、大学でのオンライン講義と事務作業を終えた徳さんが家に来てくれた。
 
 両親と私が住むマンションは駅から徒歩5分以内の場所にあるのだが母が徳さんを迎えに行ってあげなさいと言ってくれたので、駅まで迎えに。
 両親と徳さんは初対面。
 父のわがままでお願いした父の書斎のLED電球を乗換駅近くにある家電量販店で買ってきてくれて、取り付けてくれた。私が徳さんのスペックを話していたので、両親は徳さんが大男だということを知っていた。
 父と徳さんとの会話で徳さんの詳しい身長が191,8cmだということが判明。(昨年の職場の健康診断で計測。)加齢に伴い、身長が少しづつ縮みはじめていると言っていた。徳さんは15歳くらいまで肥満児で小学校卒業時点で既に身長が180cmを超えていたので、中学生の時に複数の相撲部屋から勧誘が来た話など初耳のことも。都内の中高一貫の偏差値が高い私立男子校に通っていた徳さんは、「考古学者になりたいから!」と突っぱねたとのこと。(徳さんは考古学者の道に進まなかかった。)
 父も考古学者志望で大学を一浪したものの大学2年進級時の学科振分時に成績の関係で考古学を学ぶ学科に進めず、第二志望の教育学科に進学した経緯があるためかなり話が弾んでいた。
 友人関係の時から良くしていただいている徳さんのご両親にも両親がご挨拶の電話。
 両親同士、職種が似通っていることもあり、話が弾んで一安心。 
 徳さんの翌日の担当講義は15時からゼミ2コマのみなので、終電ギリギリまで居てくれた。
 また母が駅まで送ってあげたらと言ってくれたので、二人になれる時間ができた。
 
 徳さんは私から聴いた話から両親(特に父)にビビっていたようだが、怖くなくて安心したと言われた。
 また、私がこんな風に育った(こんな人柄になった)理由が、ご両親を見てわかったよと言ってくれた。

 

 帰宅後、父に徳さんはいいやつじゃないか。お前(私)と気が合うのが理解できる。ただ、結婚して一緒に暮らしたら、かなりめんどくさい男だろうけどと言われた。
 徳さんが趣味でバンド活動をしたりクラブDJをしているということを私から聞いていた父は、チャラチャラした軽薄な感じなやつ(オリエンタルラジオの藤森慎吾さんのような)が来ると思っていたが、いかにも大学教授といったような風貌の男が来て安心したと言ってくれた。(徳さんがインタビューを受けた顔写真も掲載された専門誌の記事を母には見せていたので、母は徳さんがチャラチャラとした風貌の男性ではないことを知っていた。)

 

 父は2018年末に病気で入院してから心身ともに弱りはじめて、より気難しくなっている。
 そんな父が昨夜、あそこまで終始笑顔だったことにびっくり。そしてうれしかった。

 

 徳さん、ありがとう。
 そして、お誕生日おめでとう。