唐変木のためのガイダンス

バツイチ・卵巣がん闘病中・統合失調症・ADHD診断済・交際相手有の50代前半女性の日記。

半年と100日

 元夫と離婚してあと数日で半年。何度も書いているが昨年9月上旬にトラブルメーカーの元義母が公務執行妨害で逮捕された際、元夫に常識では考えられない言動が目立ち「この人とはもうやっていけない!」と10年間積もりに積もった不信感が爆発して、下旬に元夫と暮らしていた一橋学園駅近くの分譲マンションを飛び出して埼玉県所沢市に住む両親のもとに身を寄せた。昨年末に協議離婚が成立。


 元義母の逮捕後に坂道を転げ落ちるように急激に体調が悪化。心身ともにボロボロで日常生活がやっとの状態だったのと自分が離婚される理由が理解できずにストーカーに変貌しかけていた元夫対策で、弁護士をされている母のいとこの息子(以下、弁護士)を信用して任せていた。


 離婚届も委任状を書いて弁護士に小平市役所に届け出ていただいた。
 
 10月上旬から腫瘍マーカーの数値が上がり微熱や高熱が下がらず、精神症状や吐き気等の処方薬の副作用や貧血も重なり寝たり起きたりの生活になった。月末月初計6回出勤の雇用契約社会保険労務士事務所のパートは人間関係が良好で楽しかったので続けていたが、父の縁故でお世話になっていた月6日前後出勤の約束の社会福祉法人のパートは父の説得で休職。
 社会保険労務士事務所のパートは、今年1月上旬に入院した際にドクターストップがかかるまで続けていた。
 社会福祉法人のパートはライフワークだと思っていて、日本社会事業大学の通信課程に入学して精神保健福祉士の資格を取得する予定でいた。
 卵巣がんの再発がなければ。
 日に日に体調が悪化しているため、社会福祉法人のパートは今年の3月31日付で退職した。

 通院治療中の双極性障害(2型)や不安障害や強迫性障害や身体醜形障害に追い打ちをかけて、卵巣がんの処方薬の副作用で精神症状が酷い。コロナウイルスのことがなかったら、父の人脈で医療レベルが高い精神科に入院させたいくらいだと父から常に言われている。
 今はコロナウイルスの影響で強いコネがあっても、新患入院を断るケースがほとんどとのこと。
 でも、今月に入って徳さんに会う機会が増えてから安定しはじめている気がする。
 両親も喜んでくれている。
 体調は相変わらずだが。自分自身の心身の不調と上手くつき合っていくしかない。

 昨夜、ご主人と協力して一女を育てながら弁護士をしている中高の同級生の親友から、久しぶりにメールが来た。近況報告と体調はどうですか?という内容。
 友人関係にあった男性(以下、徳さん)と2月中旬からつき合いはじめたことや今月に入って会う機会が増えてから、処方薬の副作用で追い打ちをかけて不安定だった精神状態が安定しはじめていることや、体調はあまり思わしくなく突発性難聴が再発して聴力が低下してしんどいこと等を書いて返信した。
 桜井さんはやさしいから変な人に引っかかることが多いから心配。特にお金と学がない人と家庭環境に恵まれない人に。今度の人は大丈夫なの?と心配された。なので親友に徳さんの身の上を説明。
 ご両親は大学教授で、三人姉弟。2歳年上の欧米圏在住の専業主婦で元声楽家のお姉さんと3歳年下の都内在住の内科医の弟さんがいる。徳さん本人は中高一貫の都内の名門私立男子校から有名私立大学に進学して大学院で博士号を取得。現在は首都圏の大学で人文科学系の分野の教授をしている。バツイチ。前の結婚時に購入した新宿区内のマンションで一人暮らし。私より4歳年上。不器用だけど大切にしてくれる。ご家族にもよくしていただいている。徳さんとご家族は再婚や事実婚を望んでいるが、私は前の結婚のこともあり怖いのと健康問題があるので乗り気ではない。でもあと数日で再婚禁止期間が解けるので、この先どうなるかわからない。徳さんはもうすぐ再婚禁止期間が解けると浮かれていると返信。
 親友から、おめでとう!今度の人はまともそうね。よかった。お幸せに。それから私の仕事柄言うけど、2016年に民法が改正されて女性の再婚禁止期間が半年から100日になったからと返信が。

 離婚時に既に精神的に限界が来ていて乖離症状が起きていると精神科の主治医から診断を受けていて、精神科の主治医の助言で離婚問題に関してはかなりの範囲を弁護士に任せていて再婚禁止期間の説明を受けても頭に入っていなかった。 
 2016年に民法が改正されたことは知っていたが、脳内から欠落していてアップグレードできていなかった。


 私も両親も徳さんもうっかりというか世の中の事に疎くて、再婚禁止期間がまだ半年だと思っていた。
 なので離婚から半年経ったので両親に話したいことがあると、来週の月曜日に徳さんが家に来ることになっている。
 誰もかれもうっかりで世事に疎くて、いろいろと尽力してくださった弁護士に申し訳ない。